長生きの秘訣 ? イギリスのきんさん、ぎんさん研究室の若き同僚P君の言葉です。 イギリスの小学校ではよく“先祖の目と髪の色を調べて家系図を書いてきなさい”という(日本人にとっては比較的簡単な)宿題が出ます。その際P君の母親が1500年代までさかのぼって調べた結果、先祖の墓がウェストミンター寺院にあることが判明。行って墓石を調べてみると、「157歳にて死す」とあったそうです。「でも時代が時代だから信憑性はないなぁ」とP君。 すると、もう一人の同僚M君が「僕は父が50歳で生まれた子供だからなんだけど、父は今年で90歳になるんだ。もう10年生きたら女王様からの電報(Telegram)がもらえるから楽しみだなぁ。」と遠くを見ながら言いました。 そう、イギリスでは100歳になるとエリザベス女王から電報がもらえるのです。 *
イギリスの「きんさん、ぎんさん」こと、双子のアリスとネリー・クラーク(Alice and Nellie Clarke)さんがこの15日、100歳の誕生日を迎えました。 残念ながらギネスブックに載っている世界最年長のふたご(アメリカ人。 105歳)には届きませんが、どうどうの英国最年長。ギネスのスポークスマンによると、「一卵性双生児がふたりとも100歳まで生きる確率は、7億分の1」とか。 アリスさんは91歳の時、スピード違反で捕まったことがあるそうで、ネリーさんは運転こそはしないものの、いつも助手席に座って2人でアドベンチャーを楽しんでいそうです。原発がなくてもやっぱりイギリスは危険な所ですね。(^o^) 長生きの秘訣は「幸せでいることと一緒にいること(happiness and togetherness)」と2人。高齢者用ホームでジャズバンドの演奏と(この季節おきまりの!)いちご&クリームで、賑やかなガーデン・パーティーが開かれたそうです。さらにはエリザベス女王からの電報も届き、会場の雰囲気を盛り上げたとか。 * ウィリアム王子が18歳となる今月21日は英王室にとってはとりわけめでたい日です。というのは今年70歳になる Princess Margaret、50歳(half century)になる Princess Anne、40歳になるPrince Andrew、そしてエリザベス女王の母、エリザベス皇太后(Queen Mother)の誕生日も同時に祝うことになっているからです。皇太后様はなんと今年8月で100歳になります!実の娘からの電報を受け取りたいがための長生きでしょうか!? 「ちなみに・・・」と同僚のM君が続けます。「スイスでは90歳になると自治体から肘掛けソファーが送られてくるんだって。僕は女王様からの電報よりそっちの方がいいなぁ」 ・・・と口では言っていますが、やはりイギリス人の長生きの秘訣は“電報にあり”と確信した一瞬でした。 あきべえ
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◆追加情報◆
00.06.19. デーリー・テレグラフ紙が行った世論調査によると、51 %もの人々がウィリアム王子には伝統的なオックスフォード大学やケンブリッジ大学進学ではなく、自分の望む大学(セント・アンドリュース大学)に進学すべきだと考えていそうです。 00.07.19. デーリー・エキスプレス紙が行った世論調査によると、王室メンバーで最も尊敬できない人物はチャールズ皇太子。一番人気はアン王女で、ウィリアム王子は2番目。次の国王について、ウィリアム王子がふさわしいと答えたのが42%だったのに対し、チャールズ皇太子は41%だった。 00.08.20. エリザベス皇太后、しっかりと女王様からの電報を受け取ったそうです。
◆人名・地名の紹介◆ あきべえ:在英8年。ダーラム大学院で物理の勉強中。クリスチャン。 めーさん:妻。長生きするより好きなもの食べて太く短くがモットー。 恵花(あやか):フィッシュ&チップスが好物。いいのかな? ダーラム:イギリス北部の小さな大学街。世界遺産の放射能&お城あり。 ◆あきべえへメール◆ |
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