なぜダーラムで物理を?*** 高校1年生の時、NHKスペシャルで“アインシュタイン・ロマン” を見ました。世界的に有名な物理学者の生涯はもちろん、相対性理論などを分かりやすく紹介した番組です。これを見て以来、将来は物理学者になりたいと思うようになりました。 親の転勤で渡英 し、「寒くてくらいイギリス北部の大学なんて行きたくない」と言いながらも、面接に来てダーラムの街に魅せられ、物理(特に天文学)も国際的に有名だということで薦められるまま来てしまいました。ただ、こ こに問題がひとつ。一般相対性理論や量子力学など、計算が多い物理に頭がついていかなかったのです! ではなぜ博士号をやっているのかというと、幸運にも特に頭の使う研究でないからです。“電子ペーパー”の研究をしていますが、企業と直結 している応用物理学は実験が中心で“結果が出てなんぼ”の世界だから です。結果も良好で9月には特許が取れる予定なのでスポンサー(SONY) も喜んでいます。
2週間後のミーティングに横浜からSONYの重役が2人も来るそうなので、 「実は何も分からないで研究しているのがバレルのじゃないか」と今からヒヤヒヤしています。一緒に晩御飯を食べることになっていて、SONY の方は「インド料理が食べたい」とリクエストしてくるなど、僕のハラハラした気持ちはお構い無しの用です。そりゃ1流ホテルのイギリス料理より街のインド料理の方がおいしいのは分かりますが・・・(^-^) あきべえ ◆人名・地名の紹介◆ あきべえ:在英8年。ダーラム大学院で物理の勉強中。クリスチャン。 めーさん:妻。マウスをクリックするのについ力んでしまい、手をつる。 恵花(あやか):20ヶ月。1週間ほど熱。40度まで行く! ダーラム:イギリス北部の小さな大学街。世界遺産の大聖堂&お城あり。 ◆追加情報◆ 00.09.14. イギリスでは Fish & Chips よりもチキン・ティカ(インド料理)の方が消費量が多いそうです。 |
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