あきべえの、
(^-^)なコラム日記!
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スコットランドの“はて”の聖なる島々

前回の続きです。「ダーラムという田舎に住みながらもなぜ?」と 思われるかもしれませんが、さらに極地を求めてスコットランドの “はて”に行った時の話しです。

目的地はアイオナ島。ここはイギリス北部に初めてキリスト教が伝 わった場所で、563年にアイルランドの聖コロンバが伝えたキリスト 教は、ここから、スコットランド、ホーリーアイランド 、ダーラム、 そしてイギリス北部全土へと広がっていったそうです。[1]ダー ラムに住むいちクリスチャンとしては行かない手はないと思い、あ えて“はて”に挑みました。

というぐあいに、“はて”と信じきって行ってみましたが、当時ス コットランドへの玄関口として栄えていたというアイオナ島は、今 も巡礼の地としてちゃんと栄えていました。イギリス人のおじいち ゃん・おばあちゃんを連れた観光バスが思っていた以上にたくさん 来ていました。しかし、やっぱりすご〜く辺ぴな場所にあるという ことには変わりなく、僕とめーさんはグラスゴーからオーバンまで 車で3時間、そこからマル島までフェリーで45分、そこからさらに 車で2時間、小型船で15分かけて行きました。はっきり言って遠い です。でもこの小さな聖なる島、おすすめです。

  <写真:溶岩が冷えてできた六角形の柱。直径1メートル!>

ところで、みなさんは北アイルランドの Giant's Causeway(巨人の 道)を知っていますか?まだ大陸と陸続きだった新生代の初期に、 地殻変動で吹き出た溶岩が冷えてできた“六角形の柱”の“道”で す。何とその“道”は北アイルランドからアイオナ島の近くまで続 いているらしく、「Giant's Causeway は、アイルランドに住んで いた巨人がスタファに住んでいた愛する女巨人を渡らせるために造 った道」[2]だという伝説があるぐらいです。その女巨人の住ん でいた島にも行ってきました!

スタファ島は鉛筆を束ねたような岩でできた島で、アイオナ島 から(さらに!)45分に行けます。メンデルスゾーンの名曲(1832) で知られるフィンガルの洞窟(Fingal's Cave)がある島で、NHKの 「名曲アルバム」に、映像が出てくることがあるらしいの知ってい る人もいると思います。

  <写真:フィンガルの洞窟の上に立つめーさん>

周囲が断崖にかこまれているため、天気が悪い時は島にわたること もできないそうです。今年のイギリスは例年になく雨の多い夏だそ うですが、僕たちが行った1週間は奇跡的に(!?)晴れていたの でスコットランドの大自然を満喫できました。アザラシを見るとい う幸運にも恵まれましたが、もっと運が好ければイルカや鯨も見る ことができるそうです。

「これこそ私が求めていた大自然の姿!!日本にいた頃の私、こん なに幸せになれるとは思わなかった」と言ってくれためーさん。ダ ーラムに帰ってきたら、まだ3回しか使っていないテントをさっそ く奇麗に掃除。「普段はこんなにテキパキしないめーさんも、聖な る空気に触れて心が洗われたかな」、なんて思ったのもつかの間。 新品同様になったテントは買ったお店へ返品されました。

これって犯罪じゃぁ・・・(汗)

あきべえ

参考:
[1] 世界の歴史と文化 イギリス 新潮社 88ページ
[2] 個人旅行25 イギリス '99 - '00 432ページ
● 「フィンガルの洞 窟への旅写真帳」に奇麗な写真がたくさん載っています。

◆めっせーじ◆
8月11日、ダーラムでも85%の皆既日食が見れました。物理学部の 屋根に登って特別なフィルターを通して見ました。僕の教授はわざ わざ南の方へ見に行ったのに、雨だったそうです。彼はと ことんつ いてない・・・

◆追加情報◆
Ionaは結構有名で、キリスト教関係のイベントやデモなどの時には“アイオナから 持って来た火(オリンピックみたい!)”とか“アイオナからロンドンまで歩いて の意思表示”とか言ってニュースに出てきたりします。

◆人名・地名の紹介◆
あきべえ:在英7年。ダーラム大学院で勉強中。クリスチャン。
めーさん:昨年結婚。現在日本へ1時帰国中。暑いらしい。
恵花(あやか):11ヶ月。初めての日本の夏。あせもを初体験。
ダーラム:イギリス北部の小さな大学街。世界遺産の大聖堂あり。

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