あきべえの、
いぎりす大学院留学にっき!
■http://akibee.hoops.ne.jp/uk/■
なぜあきべえはクリスチャンになったのか (下)
このコラムは“なぜあきべえはクリスチャンになったのか (上)”の続きです。
-----
博士号を取りにダーラムに帰って来てから3ヶ月、冬休みに当時付き合
っていた彼女(めーさん)がイギリスに遊びに来ました。それから一ヶ
月後、日本に帰っためーさんから電話がありました。「妊娠した」との
ことでした。
不思議なことに、僕はそれを聞いてもあまり驚きませんでした。たぶんそれは「もし神さまが本当に居るのなら、姦淫の罪を犯した自分に罰を与えられるだろう。」と神さまを試す心がどこかにあったからだと思います。この妊娠事件(?)を通して、自称「いいひと」の僕がどれだけ自己中心的であり、「自分は何をしようと自由だ」と思っていた自分が本当は欲望の奴隷になっていたということを痛感しました。この場合は愛して生まれてくることができた娘で、現在は私たちの宝ですが、かといって僕の行為が良いものとは思えませんでした。結果良いれば全て良しとは思えませんでした。
妊娠を電話で伝えられた2日後に帰国、1週間後に結婚しました。それ
まで人生の目標としていた博士号を途中で止め、日本に帰って就職する
ことになりました。自分の心奥深くの自己中心的な心(罪)に気づかさ
れ、それと同時に神さまの存在をも実感し、悔い改めに至ったわけです。
それから2週間後のことです。小さな奇跡が起こりました。研究室に年
間350万円の奨学金の話があり、だめでもともとで応募したのに受け取
れることになりました!!なんとか家族3人が暮らせる金額であったこ
ともあり、めーさんも理解してくれ、
「博士号はあなたの小さいころからの目標だったんでしょ。こんなタイ
ミングで奨学金がもらえることになったことも何かの縁だろうから・・
研究、続けてくれていいよ。私も出産後にイギリスに行くわ。」と言っ
てくれました。
悔い改め直後のこの小さな奇跡は、驚きであり感謝ではありましたが、
実は「神さまは僕の悔い改めに、祈りに、答えてくれるんじゃないだろ
うか」と、ちょっと期待していた出来事でした。なんて言ったらまた罰
があたりそう(笑)
*
しかし、こういう事があったにもかかわらす、「なぜイエス・キリスト
の存在が必要なのか?神様はいるんだからそれで良いんじゃないか?」
とモヤモヤした考えがひっかかり、最後の信仰へのジャンプを妨げてい
ました。
最後のジャンプを手伝ってくれたのは、僕を1番はじめに教会に誘って
くれたマットでした。彼は東ヨーロッパのモルドバでの宣教していまし
たが、夏休みを早めにとって僕に会いに来てくれました。思い切って僕
の疑問をぶつけると、こう答えてくれました。
「神様はどんな人だと思う?神は愛であり、公平であるよね。人間が蟻
と話をしたい時に、人間の言葉を話しても蟻にはさっぱり通じないよね。
蟻に話を分かってもらうには蟻にならないと。だから神様は人間の形を
して僕たちに話しかけてきたんだよ。そして僕たちを自己中心的な思い
煩いから解き放してくれるために、自分自身をいけにえとしたんだ。も
し神様が人間の罪を救うために誰かをいけにえにするような人だったら
公平ではないし、本当の愛でもないと思うんだ。イエス・キリストとは
神であり、愛であり、公平であり、だからこそ必要な方なんだよ。」
この言葉を聞いて思いました。
「信仰を持つということは結婚と同じじゃないか。長いこと付き合って
いても、最後には結婚をするかしないかの決断を迫られる時が来る。
“この人は一生浮気をしない。一生家庭を第1に考えてくれる人でい続
けてくれる。”というような保証はどこにもないし、証明もできない。
でも、人は人の愛を信じて、結婚へとジャンプする。神さまの存在も証
明できないけれど、それでも神さまの愛を信じてジャンプすることが信
仰であり、だからこそ愛なのではないか」と。
こうして聖書の言う「神は愛なり」ということがやっとわかり、イエス
キリストへの信仰にいたったわけでした。
あきべえ
◆人名・地名の紹介◆
あきべえ:在英8年。ダーラム大学院生。クリスチャン。
めーさん:在英1年。ハウス・マネージャー(平たく言えば専業主婦)
恵花(あやか):17ヶ月。ヨーグルト・モンスター。
ダーラム:イギリス北部の小さな大学街。世界遺産の大聖堂あり。
◆あきべえへメール◆


あきべえ
ホーム|コラム|アルバム|英語|留学体験集|グリーティングカード
ダーラムML|Q&A|掲示板|リンク|メール
質問、感想、なんでも掲示板にてお待ちしてます。
あきべえにメールを送る