内閣府国際青年育成交流事業に関するQ&A集

皆さんからよせられた質問にあきべえが独断と偏見をもって答えたものです。皆さんのいろいろな意見も聞かせてくれたら嬉しいです。

Q:
私、27歳です。年齢制限にはひっかからないものの、みんな若い大学生みたいな人ばかりでは?派遣団のメンバーは、やっぱし若い、学生ばっかりなんでしょうか?

A:
そんなことはありません。僕が行った時は学生はちょうど半分ぐらいでしたので、年齢はまったく気にする必要がないですよ。大切なのはココロの年齢?


Q:
私は船でも飛行機でもどの国に行っても(どこでもいきたいんで) 行ければかまわないのですが、 どの種類のにすれば、受かる確率があがるとか分かりますか?

A:
・・・わかりません。だだ、種類によって派遣国・期間・内容などが違うので自 分の思い入れが深い所(もしくは1番やる気の出るところ)で良いのではないで しょうか?


Q:
聞いたところでは 志望している国の公用語が話せないといけないと聞いたのですが ほんとのところはどうなのでしょうか。

A:
ヨルダン団にもアラビア語の話せる人がいましたが、僕はぜんぜんだめでしたし、絶対条件ではありません。もちろん、話せるに超したことはないですが、現地でのコミュニケーションは全て英語でした。


Q:
応募に関して何を作文にかいていいかわからなくて困っています。もしアドバイスがあればすいませんが教えて頂けないでしょうか・・・?

A:
審査官の好みなどにもよると思うので、一概には言えませんが、以下の点に重点を置いているようです。

1)動機
なぜ青少年国際交流事業に興味を持ったのか、なぜ参加したいか? 僕の場合だと「小さい時イスラム教国のインドネシアに住んでいたので、中東の ヨルダンに行ってイスラム教を再確認したい」と言うふうに具体的な実例を挙げ て書きました。

2)事後活動
派遣後どのように経験を生かすか? 僕の場合だと「留学するので日本での事後活動には参加できませんが、ホーム ページなどを通しての事後活動はできます。」など。

いずれも自分とよく相談した上で、正直で誠実に、やる気を示しながら、具体的 に書くことがポイントだと思いますよ。


Q:
私はこのたびの国際青年育成交流事業の最終選考をうけることと なりました。そこで、
1)どのような試験があるのか(具体的な内容)
2)倍率はどのくらいか
3)選考される人材はどのような人物が選ばれるのか
を教えていただけないでしょうか?

A:
僕がヨルダンに行ったのは97年なので、その時とは若干試験形態など変わっているかもしれませんが、僕が知っている限りで答えさせてもらいますね。

1)試験内容は英語による英語の試験です。英検のように、文法・ヒアリング・読解・筆記など一通りありました。質問や、問題の説明など、全てが英語でした。最後には英語で1ページほど小論文を書く問題がありました。それと外国人による英語による面接があります。英語がうまいかどうかよりも、英語を話す度胸を見ているような印象を受けました。最後に日本語での面接があります。何処になぜ行きたいのか、向こうで何ができるか(パフォーマンスなど)、帰ってきた後に事後活動としてどんな事をするつもりかを聞かれました。やる気とかもチェックしているようでした。

2)倍率はわかりませんが、試験会場に男子は少なかったですし、全ての派遣団で女子の方が多かったということを考えると、男子の競争率の方が少ないと思います。

3)選考される人材は「コミュニケーションを円滑に行うための英語のうまい人」、「英語はまあまあで国際交流の経験のある人」、「英語はできないかもしれないけれど(団の志気を上げるような)ひたすらやる気のある人」など内閣府の方々がうまいこと考えて選び出しているようです。各団の構成も考えているようで、必ず第一希望の国に行けるとは限らないようです。内閣府の方々が意識してしたのか、ヨルダン・ジンバブエ・ドミニカなどの団にはカナダ・ドイツなどの団よりクせのある(面白い?タフな?変な!?)人が多かったような気がしました。(笑)


Q:
最終選考に出てくる英語のレベルはどのくらいのものでしょうか? 高校入試程度であれば何とかいけるでしょうけど、それより上ですか? 英険で言えば何級程度なのでしょうか?

A:
申込書にもあったと思いますが、英検一級ぐらいはあります。でもそれで何点以上とらないといけないというのではなく、あくまでも選考の参考にする程度のような印象を受けました。(英検一級を受けたことがないのでよく分かりませんが・・・)


Q:
最終選考どんな感じでしたか?(あきべえからの質問)

A:
これからの人のために最終選考の中身をお知らせしときます。(yoshinariより)

99年のテスト形式は一般教養試験、英会話と面接でした。 教養試験は国の都市名、時事問題が80%、計算問題等が 10%ぐらいでした。後、作文として ‘水から自由にイメージして 論ぜよ’ ‘ボランティアについて論ぜよ’ この二つから選択なんて 言うのもありました。(400文字程度)

英会話は簡単な質問を外人さんがしてくるもので(一対一) 今何してるか、何処の国に行きたいか、なぜその国に行きたいか そこへいって何をしたいか等聞かれました。(約10分程度)

面接は職員3人から、1人に対し行われます。 三人から何がしたいとか、なぜこの事業を知ったのか、など 就職面接のような感じです。これも10分程度でした。

22、23日と東日本と西日本に分けて行われたようで私は 西日本だったのでその内訳は 男24人、女78人でした。 単純に東日本をこれと同数としても、男性は合格率2倍 女性は5.5倍ぐらい。かなり男性有利なのは確かです。

あと、アドバイスとしてはその国に行って何の日本文化を 伝えられるか、という質問がありました。これはあらかじめ 何か考えておくと良いでしょう。


Q:
最終選考はどんな感じでしたか?(あきべえからの質問)

A:
(みこさんからの返事)

【筆記試験】試験時間:70分
・訪問国についての地理問題、歴史問題がでました。 地図上の地名&その土地について書かれている説明文を 一致させる問題でした。

【みこからのアドバイス】
地図帳で、すべての訪問国に関して 首都だけでなく、 主要な都市についてもその場所&名前、それから 歴史、文化、工業、商業などのエピソードがあれば 合わせて勉強しておくとよいでしょう。 具体的には、 「アンマン」「ハラーレ」「慶州」「ヤンゴン」「ベエルシェバ」「重慶」と 言われて場所がピンときますか? その土地のエピソードは何を思い浮かびますか?

みこは自分が行きたいと思っている国以外は、 首都しかチェックしていなかったし、エピソードも勉強不足でした 訪問国全てについてちゃんとチェックしておけばよかったです【悲】

・情報公開法に関する問題がでました。

【みこからのアドバイス】
それがどんなものなのか知っていなければなりません。 例えば、 「その情報が公開されてしまったら、 個人に不利益を与えてしまう場合でも、 この法律は適用されるのかどうか」などの問題が解ける程度まで 知っておかなくてはならなかったです。

・日本を代表する歴史的な建物に関する問題でした。

【みこからのアドバイス】
日本を代表する歴史的な建物については 建設依頼者、やエピソードも含めて覚えておくといいですよ!

・IT産業、DVD、電気製品、に関する問題でした。

【みこからのアドバイス】
上記のものに対して、最近、急成長している国についての 質問でした。最近、注目されている産業について 目を向けておくといいと思います。

・国際的な歴史についてその年代を順に並べる問題でした。

【みこからのアドバイス】
国際的に見て、重要な条約を結んだ年や戦争があった年などについては その国名や条約を結んだ場所、なども含めて覚えておくといいと思いま す。

・国際連合についての問題でした。

【みこからのアドバイス】
うまく言えませんが、アルファベットで表記される有名な団体?について は 事前にまとめて勉強しておくとよいと思いました。 アルファベットで表記される団体とは、 例えばUNESCOとかWHOとかを差します。 みこは、この当たり、勉強不足でした。

・最近日本で出来た条例、や法案についての問題でした

【みこからのアドバイス】
PFL法について出てしまいました。 みこには、さっぱり???でした。 試験前に今、注目されている条例、法案などを きちんとチェックしておけばよかったです。

・国の財政に関する問題でした。

【みこからのアドバイス】
赤字の額やその額の推移、%などを 数字的にしっかり記憶しておかなければ答えられませんでした。

・2000年にあった出来事についての問題でした

【みこからのアドバイス】
その年、(受験する前の年あたり)に注目されたニュースについて しっかりと把握しておく必要があります。 具体的には、 「インドの地震」「オーストリアのケーブルカー事件?」などは いつ起きた出来事でしたか?すぐに答えられますか?

・スポーツに関する問題でした。

【みこからのアドバイス】
野球に関する問題でした。 日本で今までに一番優勝回数が多いのは どこのチームか?と言う問題で選択問題でした。 他にも、日本の国技である「相撲」、それから「空手」など にも目を向けておくと良いかもしれませんね。

・浮世絵に関する問題でしが。

【みこからのアドバイス】
これは、みこがしっかり山を貼っていた問題でした。 試験には、「東海道五十三次」の作者を答えなさいという、問題が でましたが、他の作品についても有名な物はチェックしておくといいです ね。

・環境に関する問題でした

【みこからのアドバイス】
森林の破壊をしてしまう原因について答える問題でした。

・日本の楽器に関する問題でした。

【みこからのアドバイス】
三味線の材料を答える問題でした。 あわせて、琴や尺八などについても勉強しておくといいかもしれません ね。

・諺に関する問題でしが。

【みこからのアドバイス】
出題されたのは、「腹に一物」の意味をこたえる問題でした。 諺についてもある程度目を通しておくとよいでしょう。

・最後に、小論文問題がありました。

【みこからのアドバイス】
2つの問題の内ひとつを選んで400字程度でまとめて 書くと言う問題でした

・あなたにとって孤独とは何か?
・1つの社会の中で異文化が共存するために何が必要か?
と、言うテーマでした。筆記試験は、小論文も入れて70分でした。 時間の配分を考えながら問題を解く必要があります。

以上が筆記試験でした。

お昼休みを挟んで午後から 日本語面接&英会話試験がありました。

・日本語面接

最初に個人面接が行われます。 試験官は3人です。 私の場合は 「なぜその国に行きたいのか?」 「帰国後、何ができるのか?」 「どうしてこの事業に参加したいのか?」 「この事業を通して何を学びたいのか?」 「現在やっているボランティア活動について」 などを聞かれました。

その後、5人でグループ面接がありました 試験官は個人面接と同じ方でした 試験官からあるテーマを言われますので、 それについて、5分くらい5人でディスカッションするというものでした 私たちは「国際貢献」というテーマで5分ほど、 ディスカッションしてくださいと言われました。

・英会話試験について
(中国&韓国を希望している人は免除でした)
ネイティブの試験官と1対1のすべて英語による面接(5分)でした。 私の場合、面接、、、と、いうよりも、 日常会話でした。 「第1希望の訪問国、第2希望の訪問国はどこか?」 「なぜそこへ行きたいのか?」などが質問された後、 「東京へはいついつ来たのか?」 「どこか、もう観光したか?」 「私のすんでいるところについての質問(福岡のラーメンはおいしいか?)」 「東京のラーメンと福岡のラーメンはどちらが美味しいか?」 などの話をして試験というよりは、楽しい時間を過ごせました



あきべえ

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